西からの強い風が吹き続ける。
珍しく 前日に目的を決めて走りだす。
尾張四観音
徳川家康が名古屋城から見て鬼門の方角*にある四つの寺を鎮護として定めた。
*地図上の方角
甚目寺 *西北西(ほぼ西)
美濃路を東へ
庄内川を渡り
清音寺
名鉄に乗り名古屋に向かう途中
東枇杷島の手前から見えてくる
茶色い瓦が気になるお寺
製鉄所近くの瓦も茶色くなっていることから線路の鉄粉が飛散し瓦に付着していると思われる。
榎白山神社
名古屋城内を抜け
さらに東へ
龍泉寺 *東北東
庄内川を望む高台にある。
墓地を下って抜けようと思ったら行き止まり。
製紙工場からの煙が風に乗り
ここまで懐かしいKP臭が漂っている。
再び上り返して
名古屋の東丘の上の住宅街を南へ
東山から瑞穂へ抜け
笠寺観音 *南南東
日曜市で賑わっていた。
東海道を辿って
裁断橋に姥堂 三途の川に奪衣婆
宮宿
七里の渡し 散策
堀川を遡って国際会議場に立ち寄る。
レオナルドダヴィンチが途中まで手がけた像
が現代に蘇る。
強烈な北北西の風に向かい
荒子 南西
前田利家の生誕地を歩く。
ほぼ市街地しかも名古屋城から笠寺まで、ほとんど初めての道
いつも以上に長く遠く感じた。
走行距離 68km
平均速度 18.9km/h
上昇高度 339m
荒子観音の山門に立つ、円空作の仁王像が見たいと思い四観音を巡った。
しかし、ガラスに日差しが降り注ぎ中がよく見えず
巡った順番に並べて見る。
笠寺
円空の仁王像 微笑ましい。