土曜日、前線通過に伴い雨雲が迫りくる中、
山へ
メンバーは3人
宇賀渓キャンプ場スタート竜ヶ岳を目指します。
一人は会社の同僚 2年ぶり
もう一人は2年前ここで知り合った青年
久しぶりの山登りだけどいい意味で久しぶり感はない。
山を歩く仲間は相性が大切。
天気が崩れる過程でまた予期せぬ事態で決断が必要になることが
多くあるからです。
登山届を出す前にコースを決めて
新緑と春の花、爽やかな空気に足取りは軽く
滝の空気と小鳥の鳴き声に心弾ませながら
高度を上げます。
案内板の数字を確認しながら足を進め
時折、登山道を見失うことがあってもすぐに確認しあい
途中、沢を進みながら道を外れたことに気づき、目印を見つけたので
横着し登山道でない斜面を登ろうと
右手で岩をつかんで上がろうとしたとたん
岩が崩れ
とっさに左側に避けながら後ろに倒れた。
その時左足首を岩が通過
幸い足首は繋がっていてぐるぐる回せる。
後続のメンバーも無事
正直生きた心地がしませんでした。
動揺もあったのか
当初予定していた表道登山ルートの看板を見逃し
砂山ルートに入ってしまい。
高度も上げていたので引き返すのも、
そして雲行きが怪しい
さらに僕が負傷(歩けるがスピードを上げられない)
3人の意見は一致
予定変更
砂山周回ルートへ
しばらくアップダウンが続き、大粒の砂で足場も不安定
下りの衝撃が足首に響く
ペースダウンしてもらい時々待ってもらいながら
3人でコース番号を確認して前に進みます。
登山道に咲くつつじやイワカガミに癒されながら
生還 ほぼ同時に雨が降り出し
次の山へ と約束して帰路につき
久々に山の怖さが身に沁みました。