家族は実家に帰省し、時間は自由に使える。
できるだけ遠くに行こう。
途中、満開の桜に引き寄せられ
輪之内の堤
大垣の街並み 松尾芭蕉の結びの地
ふれあい街道 霞間ケ谷公園
至る所 さくら さくら
谷汲山から横蔵寺まで
横蔵寺手前で休憩していると
コンニチハ Can you speak English? と大きなバックパックを背負った
見上げるほど背の高い外国人に声をかけられた。
「リトル」
そこから矢継ぎ早に英語で道を聞かれた。
大体聞き取りはできた
東京から大阪まで東海自然歩道を歩いて旅している
25日かけてここまで来ている。
できるだけ舗装されていない自然な道を歩きたい。
3方向に分岐した標識があるがどっちに行っていいかわからない。
標識の写真を見せられオオサカはどっちかと尋ねられた。
といわれても
今までどのルートをたどって次にどこに行きたいのかを英語で説明ができない。
スマホで地図を表示し現在地を教えたが理解できていないよう
紙の地図を持っているかと聞いたが
持っていない。GPS(ガーミン)を頼りに進んでいる。
近くの分岐点に連れていかれ
横倉寺から下辻峠 揖斐峡に分かれていた。
どっちでも大阪に行けると思うが安全な揖斐峡(舗装道路)方面を指さし
手を振って別れた。
横蔵寺
から折り返しもう一度標識をよく見たところ
下辻峠(本線)とあった。
帰り道、追い付くかもしれない
さっき会った人が笑顔で手を振ってくれた。
どこで合流したのか3人になっていた。
ちゃんと説明しなければと思い
本線 メインルートは峠方面だよと。
伝わったかどうかわからないけど3人なら何とかなるだろう。
以前から街を歩いているとよく道をきかれるけど最近は外国人につかまる。
つい先日も新幹線のホームでオオサカはここでいいのか?と聞かれた。
日常会話くらいは出来ないと・・・・
揖斐峡へ抜けてマラソンコースをかすめ
ふれあい街道の少し下を走って
淡いピンクが湧き上がり壁のようになった大垣堤に吸い込まれ
中山道になっていた。
帰り道は追い風に乗ってと思いきや桜の花びらが舞うほどの南風
ヘロヘロになって休み休み
また輪之内の桜のトンネルを抜けて
ほのかな桜の香りに包まれながらのんびりと
やっぱり日本の春はさくら だと思う。
走行距離146km
Av.22.8km/h
上昇高度647m