ふと、いびがわマラソンを思い出した。
ちょうど明日11月11日本番
富有柿がたわわに実った柿畑を北上
道路わきに 4個くらい入って100円で売っている。
果物ナイフがあれば・・・とまた思う。
それにしても濃尾平野は広大だ。
やっと樽見鉄道に合流
根尾川を遡上
断層
そして徳山ダムを目指す
紅葉は終盤を迎え
乾いた音を立て枯れ葉が舞う。
時折、生きているかのような音を立て枯れ葉の集団が道路を這ってくる。
馬坂峠のトンネルを抜けると
落ち葉の舞いはさらに強くなった。
下って徳山ダム
ダムが完成して10年
ダム建設のために道路が拡張され、多くのトンネルもでき
車でのアクセスが容易になった。
しかし、下流は流れが弱まり、土砂がたまって、抹茶ミルクのように濁っている。
根尾川とは明らかに違う。
本当に必要な事業だったのかと疑問に思う。
自転車目線で見ると、
トンネル開通により趣のある旧道が閉鎖されていることも残念だ。
トンネル内で後ろからひびく轟音を聞くたびに生きた心地がしなくなる。
濁った流れを下り
新しいトンネルのない揖斐川マラソンのコースに合流
マラソンが無かったら道路も閉鎖されていたかもしれない。
マラソン後半をイメージしながら
プラカードの度に減速
ハードな指導?
深い谷は陽が陰り少し寂しくなってきた。
揖斐峡を抜け
再び広大な濃尾平野を南下
すっかり陽が沈んだ。
昨年と同じコースと思っていたけど 2年前だった。
加速度的に時が過ぎていく。
思う存分走った。
走行距離182.5km
Av.24.3km/h
上昇高度1013m