5/2 21:30 仕事を終え 出発
明け方、雨が上がり西条側は暴風が吹き荒れていた
5/3 5:00 愛媛県西条から寒風山トンネルを抜けて 木の香 到着
高知県側は四国山脈が壁となり静まり返っている。
6:00スタート
静寂の中 約10km上り 瓶が森林道入口に到着
2日前から夏日が続き、すっかり5月初めであることを忘れ
夏用のウェアとウィンドブレーカーしか用意していなかった。
この辺りまでは発熱と冷気のバランスがとれ心地よかった。
隧道を抜ける毎に気温が下がり
稜線近くまでくると天気は一変
強風に乗って冷気が覆いかぶさる。
ウィンドブレーカーを着込み
早めにエネルギーを補給
絶景ポイントは視界5m
ペダルを回し体温を維持
指先の感覚はなくなり芯から震え出す。
時折現れる稜線は、数秒後に雲に覆われ
冷え切った指先をお腹で温め
標高1700m 地上とは別世界
下り区間は速度を落とし
上り区間は発熱のために必死でペダルを踏み込んだ。
逆に上りがありがたいほど冷え切っていた。
瓶が森林道 終点近く
路肩の癒し
幸い雨に降られず命拾い
雨が降って濡れたら低体温症で危うく遭難していたかも・・・・
石鎚スカイラインを下り
面河渓で一休み
芯まで冷え切った身体はなかなか温まらない。
負荷高目でペダルを回す。
長い間、自転車に乗っている中、
初めて眠気に襲われ、何回か意識が飛んだ。
R33合流点
改めてルートを思案
単調で近いコース、もしくはもう一山
気分を奮いたたせ
ここまでコンビニは一軒もなく、
道の駅でヨモギまんじゅうを補給
おばあちゃんたちが焼いている草餅を補給
ハンガーノックになり発熱が切れないよう常にお腹を満たしながら。
四国カルストへの上り
ようやく身体が温まってきた。
13:00 大野ヶ原到着 ここまで100km
ガーミンのエネルギーが切れかかる。電池残量2%(フル充電したはずなのに)
長い下りに突入
また身体が冷気に晒される。
維新の水補給
V字渓谷を深く下り 肱川に合流
川を遡り、ダムを越え宇和盆地へ向かう。170km走行後
ガーミンが切れた。
(寒さで消耗したのか?それにしても残2%から70km持ちこたえた)
気持ちは切らさず
ほぼアップダウンのルート北西からの強風に向かい前へ
ようやくコンビニがある町にたどりつき
しっかり補給
17:30 妻の実家に到着
四国の冷気と自然の厳しさが芯まで響くサイクリングとなりました。
走行距離187km
Av.20.2km/h
上昇高度2938m